小学生・中学生に伝えたい!とっても簡単な3つのマナー

10歳からのスキンケア「コスメエンジェル」を開発した、福島由美です。

3月から学校が休校になり、4月に入り緊急事態宣言が発令され、自宅から出られない日々、皆様、先が見えない不安を抱え、大変な日々をお過ごしのことと思います。

私は、表参道のオフィス兼ショールームへはほとんど行かず、自宅で仕事をしております。コスメエンジェルの商品発送は、埼玉県和光市の倉庫より、スタッフが毎日行っております。

「コスメエンジェルふわふわ泡洗顔」は、在庫切れによりお待たせしているお客様もいらっしゃいましたが、本日、無事に追加製造分が倉庫に納品されましたので、お待たせしているお客様、これからご注文頂くお客様には、明後日4月23日にはお届けできる予定です!!

さて、コスメエンジェルの公式HPやパンフレットをご覧になり、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はいくつかの顔を持っております。

6年前より、青山学院大学の非常勤講師として、「ビジネスマナー」を教えております。「マナー」を教えるようになったのは、約20年前のリクルート在職時代からです。上司から、「マナーがいいね!」と認められ、新入社員への電話応対のマナー、営業の基本マナーなどを教えるようになりました。その当時は、どこかで専門的にマナーを学んだわけではなく、小さい頃から家庭(主に母)で教わったことを基本に、自己流でマナーのテキストを作成し、教えていました。

青山学院大学地球社会共生学部 2019年度は128名の履修生!!

 

その後、「マナー研修講師養成講座」などに通い、本格的にマナーの勉強をし、2008年に「イメージコンサルティングサロン ユミ」を表参道にオープンし、ファッションコーディネート・メイクアップ・話し方・立ち居振る舞いなどと共にマナーも教えるようになりました。また、銀座三越、松屋などの百貨店のイベントで講演をしたり、全国各地の経営者の団体、企業、大学などで講師をしたり、大分のケーブルテレビでは半年間番組を持たせて頂き、12年間、様々な場所で「マナー」を教えて参りました。

大分ケーブルテレビ「福島由美のキラキラHAPPY変身術」

 

今回は、こちらのブログを読んでくださっている、小学生・中学生や、その保護者の皆様に、誰でもできる、今日から実践して欲しい、とっても簡単な3つのマナーをお伝えしたいと思います。

大学の講義で、最初に「マナーって何?」という質問をすると、「ルールを守ること」「人に迷惑をかけない行動」「社会で生きていく為の最低限の礼儀」「国や文化によって決められたルール」

などの答えがかえってきます。はい、全部正解といえば正解です。

「マナー」は、相手への敬意や思いやりを、言葉や行動に表現したものです。

「校則」や「法律」のように、「世の中のマナー」というルールが明確にどこかに書いてある訳ではありません。中には、「我が家のルール」を明文化しているご家庭もおありかもしれません。例えば、「脱いだ靴は揃える」「食べた食器は自分で流しに下げる」「自分の下着はお風呂場で下洗いする」などなど。その場合は、そのご家庭のルールを守ることもひとつのマナーです。ただ、「ルールを守ること」だけがマナーではありません。

分かりやすい例でご説明しますね。

例えば、学校にハンカチを忘れて行き、トイレでお友達が「はい、私のハンカチ使っていいよ!」と貸してくれたら、「ありがとう!」と言いますよね!?

心の中で「わ~!助かる!嬉しい!ありがたい!」と思っていても、「はい、私のハンカチ使っていいよ!」に対して、「うん」とか「はい」しか言わなかったら、その気持ちは伝わりません。(コロナウィルス感染拡大の今は、ハンカチの貸し借りは良くないかと思いますが。その前に学校がお休みですね。。。)

もうひとつ、ご家族の間でのやりとりの例をみてみましょう。

お母様がスーパーに買い物に行く前、「今日のおやつは何にする?」と聞くと、子供達が、「何でもいい~!」と言い、お母様がひとりでスーパーに行きました。小学生と中学生の2人の姉妹はお留守番、お母様が帰宅すると、「ただいま~!2人の大好きなプリンを買ってきたわ!おやつにしましょう!」と言ったら、子供達は「わー!やったー!」「お母さん、ありがとう!」等、嬉しさを表現したり、買ってきてくれたお母さんへの感謝の気持ちを表現します。

これが、全く無反応で無言でプリンを食べ始めたり、「またプリン!?」と文句を言ったりしたら、どうでしょう!?

子供の年齢にもよりますが、3才ぐらいから、誰かに何かをしてもらったら、「ありがとう」を言おうね、と教えることはできます。家族同士でも、朝晩の挨拶「おはようございます」「おやすみなさい」「ありがとう」「ごめんなさい」は、お互いにしっかり言葉に出して言い合うようにすると、いいですね。

思春期のお子さまは、親が「おはよう!」といっても、「うん」と返事をする子もいるようですが、それを当たり前にしてはいけません。もちろん、機嫌が良くない時、調子が悪い時、たまにそうなってしまう時もあるかもしれません。でも、それが常態化するのは避けましょう。

さて、本題です。

私が、小さい時から母に教わったマナーの基本は、以下の3つでした。

  1. いつも笑顔でいる
  2. 誰にでも心から親切に対応する
  3. 丁寧な言葉遣いをする

当たり前すぎる!我が家も、もちろん教えているわ!というご家庭も多いかと思います。また、マナーには、「テーブルマナー」「冠婚葬祭のマナー」「ビジネスマナー」などもありますが、まずは、生活する上での一番ベーシックなマナーを、おさらいだと思って是非読み進めて頂ければ嬉しいです。

いつも笑顔でいる

これは、わかってはいるけど、そんなにいつも笑顔でいられない!という方もいるかもしれません。というか、「笑顔でいることってマナーなの!?」と思う方もいるかもしれません。

実際に、笑顔でいられない時もあります。もちろん、辛い時、悲しい時、ずっと笑顔でいる訳ではりません。でも、できるだけ笑顔でいることを心がけることが大事なのです。そして、笑顔でいれば、周囲の人も心地良い状態でいられるのです。

自分が「楽しい」と思えることを考える。「子供が楽しいと思うこと」「子供が笑顔になること」は何かを考える。それが大事なのです。

今、世界中がコロナウィルスの脅威に不安を抱えています。四六時中、笑顔でいるのは難しいかもしれません。でも、ずっと、怖い、怖い、もし自分や家族が感染したらどうしよう、子供達の学校はいつから始まるの?勉強の遅れは大丈夫かしら!?これから経済はどうなるのだろう?あげだしたら、不安ばかりかもしれません。

でも、そんな今だからこそ、「笑顔」の重要性を再確認し、保護者の皆様ができるだけ「笑顔」を意識し、お子さま達の「笑顔」を引き出す努力をしてみて頂ければと思います。

私の母は、私が小学生の頃、毎日手作りでおやつを作ってくれました。プリン、ババロア、ゼリー、クッキー、クレープ、どら焼き、ケーキ・・・。

外出自粛の今、在宅勤務になっている方々、いつもは手作りおやつなんて作れない!という方も、今ならできるかもしれませんね!実は、私も、娘とクッキー、ホットケーキ等簡単なものは作ったことはありましたが、10年ぶりぐらいに、「ドーナツ」を作り、チョコレートソースをかけて、「チョコドーナツ」を手作りしたら、「美味しい~!」と家族全員、満面の笑顔になりました!(ホットケーキミックスで作ったので簡単なのですが、生地をのばして、ドーナツ型で型抜きをするのがひと手間ありです。)

そうはいっても、うちの娘は、息子は、いつも愛想がないのよ、ムスっとしてるの。。。とお悩みの方もいるかもしれません。もちろん、性格的にシャイだったり、お子様のタイプによっては、なかなか「笑顔が引き出せない」こともあるかもしれません。

そういった場合は、

「他人と過去は変えられない」

「自分と未来は変えられる」

を心に置き、お子様の笑顔を強要せず、ご自身が笑顔でいることを心がけて下さい。

 

誰にでも心をこめて親切に対応する

これ、「誰にでも」っていうのが、すごく大事です。

「お友達」に優しくできる子は多いです。

「家族」に優しくできる子も多いです。

見ず知らずの人にも優しくする、親切な対応ができるかは、保護者の方々の日頃の行動、言動にかかっています。子供はしっかり見ています。

例えば、雨の日、狭い歩道を母と子2人で傘をさしながら歩いています。反対側から傘をさして歩いてくる人がいます。母子が縦に並んで歩いていても、狭い歩道で傘がぶつかりそうです。こういった時、どちらともなく、傘を外側に斜めにして、傘と傘がぶつからないようにしますよね!?(傘かしげ)

これは、10歳位のお子さまでできる子は、どれぐらいいるでしょうか?気が利くお子さまで「歩くのをストップ」して、その場で止まり、邪魔にならないようにしたりします。その子なりに、できるだけのことをしている姿は頼もしいですね。

他にも、駅のエレベーターで、人が乗り終わるまで、もしくは全員がおりるまで、「開ける」ボタンを押してあげる、とか。もしくは、百貨店のエレベーターで、ボタン操作機の近くにいない人が手を伸ばそうとしていたら、「何階ですか?」と聞いて押してあげる。

なかなか、見ず知らずの人に話しかけるのが苦手な方も多いかもしれません。また、防犯上のことを考え、見ず知らずの人には話しかけてはいけない、と教えている保護者の方々も多いので、どこまでが親切で、どこからが危険かは難しいところだと思いますが、いずれにしても、保護者の方々の日々の言動、行動を見て、子供は育ちます。

丁寧な言葉遣いをする

最後がこちら、言葉遣い。これは、もう、本当に世の中非常に乱れていて、マナーを教える者として、何とかしなくては、、と日々思っております。

いつも、私は大学生や大人にマナーを教えておりますが、「言葉遣い」に関しては、大人になってから直すのは非常に難しいです。小さい頃からの習慣によって、全体的に言葉遣いが良い人、悪い人がいます。本当に素直な人で、心を鬼にして、「自分の言葉遣いを一から直そう!」という方も稀にいますが、習慣は怖いもので、なかなか直らない・・・というのが正直なところです。

ですので、「丁寧な言葉遣い」こそ、小学生・中学生の頃から、身に着けて欲しいのです。これも、保護者の皆様の真似をします。いくらお子さまに、「言葉遣い」を注意しても、保護者の皆様が乱れた言葉を使っていたら、ダメです。当たり前ですが。。

是非、今日から、以下の語句だけでも、丁寧な言葉遣いを使うようにしましょう!

  • 「でかい」⇒「大きい」
  • 「うまい」⇒「美味しい」
  • 「やばい」⇒「大変」
  • 「超・めっちゃ」⇒「とても・すごく」
  • 「まじ」⇒「本当」
  • 「すげえ」⇒「すごい」
  • 「ウザイ」⇒「いや・苦手」

ちなみに、もう40年以上前の話ですが、私は、小学校に上がる前から、夜寝る前には、正座をして、両親に、「おやすみなさいませ」とお辞儀をしながらあいさつをし、朝起きたら「おはようございます」のあいさつをしておりました。両親のことは、「おとうさま」「おかあさま」と呼んでいました。自分のことは「わたくし」です。

別に大金持ちの娘ではありません。父は普通のサラリーマン、母は自宅で英会話を教えておりました。自分のことを「わたくし」と言い、作文でも「わたくしは、お友達の○○ちゃんのお家で、~をして遊びました。~~。」と書いていると、必然的に丁寧な言葉遣いになります。

是非、今日からすぐにできる3つのマナー、実践してみてください!

マナーと同じように、スキンケアも大人になってからではなく、お子さまのうちから始めるのがオススメです!

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